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プレスリリース|第3回横山書芸賞、初の国際公募を実施

台湾・桃園市にある桃園市立美術館は、「第3回横山書芸賞」の国際公募を実施します。世界各国のアーティスト、キュレーター、アートチームを対象に、横山書法芸術館の全展示室を使用し、書芸術の展覧会・キュレーション企画を募集します。

応募期間は、台湾時間の2026年9月1日午前10時から11月30日午後5時までです。日本時間では、9月1日午前11時から11月30日午後6時までとなります。応募手続きはすべてオンラインで行われます。横山書芸賞が海外からの応募を受け付けるのは、今回が初めてです。

桃園市立美術館の分館である横山書法芸術館は、現代の書を専門とする台湾初の公立美術館です。展覧会を通じて、さまざまな文化的伝統や表現技法を結び、書が持つ多様な側面とテーマを紹介するとともに、アジアにおける書芸術の交流拠点となることを目指しています。

第3回となる今回は、書芸術における新たなキュレーションと現代表現を支援するという賞の趣旨に基づき、横山書法芸術館の全館で実現する展覧会または芸術表現の企画を直接募集します。応募者には、全館を一つの創作空間として捉え、展覧会の構成や物語、空間配置、来館者の体験までを総合的に設計した提案が求められます。

企画は、異なる文化的伝統、表現技法、テクノロジー、現代社会の課題などを出発点とすることができます。書と映像、インスタレーション、パフォーマンス、テクノロジー、その他の分野との関係を探るなど、先駆性、現代性、実験性を備えた展示方法を幅広く提案できます。

国籍を問わず、アーティスト、キュレーター、アートチームが応募でき、個人・グループのいずれの形でも申請可能です。桃園市立美術館は、さまざまな地域や文化的背景から生まれる視点を集め、現代美術における書芸術の可能性をさらに広げることを目指しています。

桃園市立美術館の林詠能館長は、次のように述べています。

「書は、伝統的な書写技法を受け継ぐだけでなく、現代の暮らしや世界的な課題に応答する芸術言語にもなり得ます。横山書芸賞を通じて、先進的な実践を支援し、文化を越えた交流と、書に対する新たな見方や体験を生み出したいと考えています」

受賞者には、賞金30万台湾ドルが授与されます。さらに桃園市立美術館は、受賞後3年以内に、選出された企画をもとに横山書法芸術館の全館を使用した新たな展覧会を開催し、その制作費として最大200万台湾ドルを別途提供します。

受賞者が台湾国外に居住している場合は、展覧会の制作期間および開幕時の渡航に必要な航空券代について補助を受けることができます。また、最終選考に選ばれた各応募者には、賞金3万台湾ドルが授与されます。